淡路島産ブロッコリーの魅力とおいしさを探る

■実は…淡路島ってブロッコリー産地
仲田青果では玉ねぎだけでなく、様々な野菜を生産しています。
ブロッコリーもその一つ。2026年度から農水省の「指定野菜」になるなど、近年注目度が高まっています。
ブロッコリーの生産量を都道府県別でみると、兵庫県は2320トンで全国16位です(2022年、農水省統計)。
淡路島のお隣、四国では全国4位の香川県(13300トン)や全国5位の徳島県(11700トン)のように、一大産地を築いています。
年間平均気温が16℃近い淡路島は、年間降水量が少なく、日照時間も長い。
特に冬季は穏やかな気候で、ブロッコリー栽培に適した環境が整っています。
低温ストレスが少なく、寒さによるアントシアニン(花蕾の紫色化)の発生が抑えられるため、濃緑色で美しい見た目を維持しやすい。
豊富な日照はブロッコリーの甘みを引き出し、栄養価を高めます。
他産地に比べても味が濃く、糖度の高いブロッコリーが育ちやすい特徴があります。
淡路島は同じ瀬戸内海式気候に位置する香川や徳島と似た環境であるため、ブロッコリー栽培に取り組む生産者も増えてきました。

■淡路島のブロッコリーはいつ買えるの
淡路島では8月に種をまき、9月に苗植え。11月~翌年3月ごろに収穫するスケジュールです。
予冷施設に保管するなどして、出荷は5月ごろまで続きます。
大阪中央卸売市場では12月から5月までの半年間、5%前後のシェアを兵庫産ブロッコリーが占めています。
温暖な気候や品種リレー、栽培・保管・輸送の工夫によって長期間の連続出荷が可能になっています。
品種は「おのころ」「しき緑」「ATS-206」「クリア」などが主流です。
いずれも濃緑色でボリュームのあるドーム型を形成し、品質・形状が安定しており、秀品率が高い特徴があります。
花蕾(ドーム状の部分)の大きさによって出荷規格が決まっています。
2Lサイズ=花蕾13~15cm
Lサイズ=花蕾11~13cm
Mサイズ=花蕾9~11cm
■おいしいブロッコリーの見分け方・保管方法
<おいしいブロッコリーの特徴>
・花蕾が密集している
→細かく均一であるものが新鮮です。しっかり閉じている状態が理想です。
・色が鮮やかな緑
→鮮度が落ちると、色がくすんだり、茶色や黄色の斑点が出ます。
・茎が太くてピンと張っている
→茎が細くてやわらかいものや乾燥してカサカサしているものは鮮度が落ちています。
<鮮度を長く保つための保管方法>
・冷蔵保存
→ブロッコリーは温度変化に敏感です。温度は約0~4度が最適です。
・袋に入れて保存
→湿気を嫌いますが、乾燥すると早く傷むため、保存する際は通気性のある袋(野菜用の鮮度保持袋など)に入れて保存します。穴のある袋を使うことで、湿気を防ぎつつ、ブロッコリーが呼吸できる環境を作ります。
・洗わず保存
→水分がブロッコリーを傷める原因になります。使う直前に洗うのがベストです。
・冷凍保存(長期保存したい場合)
→冷凍する場合はまず塩水で軽くゆでてから冷水で冷やし、水分をよく切ってからジップロックなどに入れて冷凍します。
新鮮な状態でのおいしさを保つため、購入後はできるだけ早く消費しましょう!


■料理は淡路島玉ねぎと相性抜群
ブロッコリーは蒸すだけでも食感・甘みを十分味わえます。
茎部分は通常、葉部分に比べて苦みや硬さを感じることがありますが、
淡路島のブロッコリーは繊維がやわらかく、その甘さも強調されます。
ブロッコリーの茎まで、余すことなく楽しめるのも特徴です。
ブロッコリーが流通する冬は、あったかい食事が恋しい季節です。
淡路島玉ねぎとの相性も抜群。
グラタンやシチュー、ポトフ…。
淡路島のブロッコリーと玉ねぎの甘さが際立つ、栄養たっぷりレシピにぜひ挑戦してみてください。
淡路島玉ねぎとブロッコリーのミートグラタン
材料(4人分)
- 淡路島玉ねぎ:1個(みじん切り)
- 淡路島産ブロッコリー:1株(小房に分ける)
- ミートソース:300g
- とろけるチーズ:適量
- ホワイトソース(市販または自家製):200g
- パン粉:大さじ2
作り方
- 玉ねぎを炒め、甘みが出たらミートソースと混ぜ合わせる。
- 耐熱皿にミートソース、ブロッコリー、ホワイトソースの順に重ねる。
- とろけるチーズとパン粉をのせ、オーブンで200℃で15分焼く。

